美容師とは髪の毛のプロ
最近は美容師もただ髪の毛を切ったり、パーマをかけるなどではなく、髪の毛の健康を考えてヘアエステなどを行うところも多くなっているので、さらに覚える技術が多くなったといわれています。
美容師の主な仕事は、髪の毛のカット、カラー、セット、またシャンプーやブローなどになりますが、これにプラス、メイク、着付け等も含まれている仕事です。
結婚式に帯同しお嫁さんの着付けを行ったり、成人式の着付け、ヘアスタイルなどを美しく作り上げるなどの仕事も美容師の仕事になります。
お客様がこの髪型にしてほしいと来店したら、お客様の髪の毛の質や癖等をよく考慮し、その上でお客様が希望したヘアスタイルに仕上げる事が必要です。
髪の毛に関する知識や、皮膚に関する地域、また人の体のことなども理解しておくことが必要なこともあります。
美を追求することに加えて、人のコンプレックスをなくし生き生きと生きる事ができるようにすることもできる素敵な仕事なのです。
美容師になるためには国家資格が必須
美容師になるためには美容師免許という国家資格が必須となります。
高校を卒業して、2年、美容専門学校に通って所定の課程を修了する事で美容師国家試験を受ける事ができるのです。
学校は昼と夜の通学制と通信制があり、通信制は3年になります。
こうして必要なことを学び、国家試験を受けるのですが、国家試験は筆記、実技があるので両方ともしっかり学んでおくことが大切です。
美容室に就職される方が多いのですが、本格的にヘアメイクの方に進みたいという場合、ヘアメイク事務所、また結婚業界に就職される方もいます。
美容師の年収はどのくらい?
売れっ子美容師、ヘアメイクアーチストなどになると年収は上限がないというくらいに増えるといわれていますが、最初は初任給10万代ということもある厳しい世界です。
スタイリストに昇格し月給が20万くらいになりますが、歩合制というサロンもあり、この場合、指名客が多くなるとどんどん年収もアップします。
美容院も全国展開しているところが多くなっていて、そういった大きな美容室の場合、福利厚生等もしっかりしていることが多く、社会保険制度も利用できるので安心です。
ただ、個人営業のお店も、働き方に融通が利くなど利点もあるので、どのように働きたいかによって就職先、転職先を選択することが大切になります。