介護ベッド

ホームヘルパーの仕事はどんな仕事?

ホームヘルパーは、自宅で暮らす要介護の方に日常生活の援助を行っていく仕事です。
このホームヘルパーという資格は、介護保険の中では訪問介護員となります。
要介護者の自宅に行き、介護される方、ご家族が求める介護サービスを行うのです。
【参考】
訪問介護員(ホームヘルパー)の仕事内容とは?介護の便利帖|有料老人ホームならレオパレス21のあずみ苑

行うサービスは介護の度合いによって違いますが、この介護サービスの内容については、サービス提供者、ケアマネージャー、さらに利用者、ご家族と共に相談し決定することになります。
主なお仕事は、身体介護、生活援助、通院のためのサービスです。

身体介護は日々の生活の中のサポートで、食事、着替えの介助、排せつ、入浴などのサポートを行います。
食事は治療食、流動食等もあるので、こうした食事を介護者に食べさせるテクニックなども必要です。

生活援助とは、そうしや洗濯、調理やお買い物など、介護が必要な方が普段できない日常的な家事の援助などを行います。
お薬の受け取りなども行いますが、この場合、生活援助となるのであくまでも調理を代わりに行うということで、一般的には食事介助は含まれていないのです。

通院のためのサービスは、ホームヘルパーは車を運転し、利用者を病院などに連れて行くという介助になります。
歩行、車椅子の走行なども行うので、車椅子を動かす技術、それに歩行するときにどう補助するか等も技術が必要です。

ホームヘルパーになる資格は?

ホームヘルパーホームヘルパーの仕事をするためには、介護資格が必須となります。
介護資格については、通常、3ヵ月程度で取得できる資格もありますし、取得するために難しい国家資格もあるのです。

介護職員初任者研修は、介護の世界でスタートラインとなる資格になります。
昔はホームヘルパー2級といわれていた資格です。
最初に取得する資格となるのがこの資格といわれています。

次に実務者研修があり、介護職員初任者研修より上のランクの資格です。
介護について幅広い知識をつける事ができる資格で、昔のホームヘルパー1級資格がこれに当たります。
この上に、介護資格の中で唯一の国家資格介護福祉士がいます。

介護福祉士は直接介護を行う資格の中で最上位に位置する資格で、この資格を得るためには実務経験を経て所定の研修を修了する、また福祉系学校などで卒業するルートなどがあるのです。
しかし、法律の改正等も非常に多い介護分野の資格なので、流れが変わることもあり、現在の流れも複雑になっています。
もし介護福祉士まで取得したいという場合、この流れをしっかり理解しておくことが必要です。

年収はどのくらいなのか

ホームヘルパーの仕事はアルバイト、パートなども多く派遣ということもあります。
そのため、一概にお給料の平均が言いにくいのですが、月給で働く人の場合21万程度、日給の方を月給換算すると14万程度、時給で月収計算すると8万くらいです。

日給、時給の方のお給料が低いのは、月間労働時間が正社員のフルタイムの人と比較して、働く時間が少ない人が多いからといわれています。
ホームヘルパーの時給自体は、介護職の中でも1300円弱と高いのです。